2012年01月10日

バナナの正しい部位名称を知りましょうA

明けましておめでとうございます。

もう冬休みは終わって3学期が始まったようですね。
お年玉はたくさんもらえましたか?

かず君のバナナは、お正月でも順調に生育しています。

12月23日のかず君バナナ.JPG
 18日前、12月23日に撮影したかず君バナナ2世2号です。

沖縄の冬は、横浜の冬と比べるとかなり暖かいです。
沖縄の気候は、亜熱帯気候といって
温帯と熱帯の中間に位置する地域です。
そのために、温帯の植物でも熱帯の植物でも
生育できる利点があるのです。

沖縄では氷点下以下に下がることはありませんから
バナナも一年中育ち、
冬でもバナナの収穫はできるのです。

1月9日のかず君バナナ1.JPG
 昨日1月9日に撮影したかずくんバナナです。
 少しバナナらしくなってきたでしょう。


1月9日のかず君バナナ2.jpg
 下の方から撮影してみました。
 紫色の花(花苞)まで地表から2m以上あるので
 空が明るいために、バナナが暗く写って
 わかりにくいですね。


沖縄のバナナの一番美味しいのは
春から夏にかけての強い紫外線をいっぱいに浴びたバナナです。
沖縄方言には
「てぃーだカンカン」
という言葉があります。
“てぃーだ”は「太陽」
“かんかん”は「かんかんに浴びる、さんさんと浴びる」
という意味ですから
「てぃーだカンカン」
は、
「太陽ギラギラ」とか「かんかん照り」というような言い方があり、
そういう暑い直射日光をガンガン浴びたバナナが
とびきり美味しいのです。

1月9日のかず君バナナ3.jpg
 花苞の真下あたりから撮影してみました。
 少し明るいのはデジカメソフトで画像修正したからですが、
 それでも何だかわかりにくいし、説明もしにくいので、
 他のバナナの画像で代用して説明することにしましょう。


今回のかず君2世のバナナは「冬バナナ」だから
夏バナナに比べると味はかなり劣ると思うけど、
収穫出来たら贈るので、どういう味か覚えていて下さいね。
最高の夏バナナも今年収穫出来れば贈るので、
それと味を比較して下さい。
沖縄の夏バナナを食べたら、
スーパーのバナナなんて
冷たい「焼きいも」のように感じてしまうはずですよ。

引っ越し前のバナナ1.JPG
 一昨年7月に国頭(くにがみ)村に引っ越す前、
 那覇(なは)市に隣接する南風原(はえばる)町に
 住んでいた家のバナナ園で撮影したボリビアバナナです。
 だらりと垂れ下がった紫色の花は「花苞(かほう)」というのですが、
 たくさんの花を収めたケースのようなもので
 別名「バナナハート」とも呼ばれています。
 東南アジアでは、この部分を包丁で切ってサラダにするそうですよ。
 この紫色の皮は何層にもなっていて、
 この花苞の皮が一枚めくれるたびに一段の花が咲きます。
 最初の1枚目は「第一花苞」、2番目は「第二花苞」と呼ばれます。
 私たちが食べる部分は子房(果指)というのですが、
 その1つ1つの子房の部分が成長すると
 次の花苞の皮が1枚めくれて、というのを繰り返し
 1つ1つの子房がふくらんでやがて一房のバナナに成長するのです。


引っ越し前のバナナ2.JPG
 画像の「下向き子房(果指)」と、その下の紫色の「花苞」は
 子房(果指)の成長とともに、不必要な部分なので
 自然に朽ちてきて落下します。
 子房(果指)の先端の白い花みたいなのは
 「花蓋(かがい)」といって
 花冠(かかん)と萼(がく)の区別がつかない場合に
 1つにまとめた言い方をしています。
 「花蓋(かがい)」や「柱頭(ちゅうとう)」も
 子房(果指)の成長とともに、やはり不必要な部分なので
 自然に朽ちてきて落下します。
 バナナってなかなか神秘的でしょう。

posted by かずくん at 16:21| Comment(1) | バナナ学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月27日

「バナナ」という名前の語源

「バナナ」の語源は、
・アラビア語で「手足の指」を意味する「banan(バナーン)」
・西アフリカの言語で、「(複数の)指」を意味する「banema(バネマ)」
に由来しているという、
2つの説があります。

どっちにしても“指”に関係している言葉が語源ですが、
バナナがヨーロッパに伝わったのは、
アフリカのコンゴ民主共和国のコンゴ川の港、
その名も
「Port Banana(バナナ港)」
というのです。

ウソみたいな話ですが、
コンゴ川の河口には本当にその港があるので、
世界地図で調べてみて下さい。


また、バナナを取り扱う会社では、
一段の房のバナナを
「Hand(ハンド、手)」
と呼びますが、
これもバナナの語源の“指”に関係しています。

一段の房のバナナは、英語で
「 a hand of bananas 」
といい、
一本のバナナは
「 finger 」
といいます。
専門用語では“果指(かし)”といいます。

1段の房111227.JPG
 専門用語なんて解からなくたって意味が通じればいいのですが、
 例えば「房」というと、画像のをイメージする人もいれば、
 画像のが8段もつながったのを房という人もいます。
 正解は収穫時に果軸を切り取る約8段の全房のことを
 「房」といって、画像のは「1段の房」といいます。
 1段と8段ではだいぶ違いますよね。
 バナナはまぎらわしい表現が多いので、
 きちんとした用語を使わないと、
 思わぬ誤解をして気づかないことがありますから、
 専門用語は知識としては知っておいた方がいいのです。
 それにしても画像の「島バナナ」は値段が高すぎますね。
 売れたのかな?
 ここの市場は場所が良いために、
 強気な売値を生産者が付けています。
 地元の人は絶対買わない値段ですよ。



バナナの房は“手”、果指が“指”だというなら
かず君の野球のグローブも黄色くすれば
バナナらしく見えそうですね。

posted by かずくん at 11:30| Comment(0) | バナナ学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

バナナの正しい部位名称を知りましょう@

師走(しわす)の忙しい時期に、
わざわざお父さんが沖縄まで出てきて
おととい忘年会で楽しく過ごすことが出来ました。

かず君バナナ2号2世の花がちょうど出てきましたので、
以下のバナナの画像を見ながら、
バナナの正しい部位名称を知っておきましょう。

バナナ栽培では、この花が出た状態から
房が成長して、収穫するまでの過程が一番楽しいです。

若いバナナの先端部分1222.JPG
 このバナナはまだ若いです。
 バナナに聞いたわけでもないのに
 なぜ「若い」と判るのかというと、
 バナナは巨大な草で、房を付けると
 子孫を残すという役割が終わってその後枯れてしまい、
 新しい子株を出してくるので、
 画像のバナナは、
 これから房を付ける生育途上のバナナ、
 つまり「若いバナナ」といえるわけです。
 バナナの先端は、常に画像のように
 中心部から、傘を巻いたような感じで
 葉を巻いた状態で、空に向かって真上に伸び、
 それが広がって大きな葉になるのです。
 バナナが成長して大きくなると
 葉と同じように、先端から“花”がにょっきり現れます。
 正式には「花序(かじょ)」といいます。


15日前のかず君バナナ2号.JPG
 かず君バナナ2号の先端から
 「花序(かじょ)」が出てきました。
 葉と同じように出てくるので、
 葉なのか、花なのか見分けるのが
 初めは判りにくいです。
 少し紫色で、根元部分が太いので
 「花序(かじょ)」だと判明しました。
 この中に果実の赤ちゃんが入っているわけです。


10日前のかず君バナナ2号1222.JPG
 10日前(12月12日)のかず君バナナ2号の画像です。
 先週は雨や曇りの天気が続いたので、
 画像が薄暗いのはそのせいです。
 すでに「花序(かじょ)」が伸びて、
 重みで下に垂れ下がってきました。
 これがバナナの“花”です。
 一見、ひとつの花に見えますが、
 小さな花の集合体が包まれている状態なのです。



下に向かって垂れ下がった花序.JPG
 昨日のかず君2号2世の画像です。
 前の画像と比較すると、
 1つの花が、少しバラけてきたのが判りますか?


下に向かって垂れ下がった花序2.JPG
 前の画像を少し拡大しました。
 1つの花が少しバラけて
 「苞葉(ほうよう)」という
 紫色の葉が上にめくれあがってきました。



この先は、次回に続きます。
ここからはもっと面白いですよ。

子どもハブ111108.JPG
 お父さんが屋我地(やがち)島の
 塩田で見たというハブ(ヘビ)は
 ヒメハブだったようです。
 ハブとヒメハブは形が違うのと毒性です。
 画像のヘビは、猛毒のハブの子どもで、
 我が家の台所前のクワの木の上で捕まえました。
 ふつう大人と子どものどっちが強いかというと
 大人が強くて子どもが弱いですよね。
 だからハブは、その分子どもの方の毒性が強いのです。
 ハブに咬まれて6時間以内に血清を打たないと死ぬか
 後遺症が残ってしまいます。
 沖縄は亜熱帯気候なので、例年は
 12月中旬〜2月末まではヘビは休眠期間です。
 本土の冬は氷点下以下になりますが、
 沖縄では5℃以下に下がらないので
 ヘビは冬眠はしません。
 それでもヘビにとっての沖縄の冬は寒いので
 動きがかなり鈍くなってしまうのです。
 お父さんが見たヘビはこっちのヒメハブらしいです。
 見かけは頭が三角で猛毒っぽいのですが、
 毒性はかなり低いようです。
 コーヒー山にもたくさん居て、
 作業中にもよく出てきて、
 手のすぐ脇を通り過ぎることがあります。

posted by かずくん at 19:04| Comment(0) | バナナ学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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